その他

ジェームズ・ケラハー

国ヴェーダ占星術協会(American Council of Vedic Astrology: アクバ)* の設立者のひとり。

*ACVAは、American Council of Vedic Astrology からAmerican College of Vedic Astrology へと発展的に解消したようです。

かつて毎年のように開かれていた全米ヴェーダ占星術シンポジウム(現在はシンポジウムが開催されなくなってしまったようですが)において多くの聴衆を集める人気講師。

2007年9月から欧州と米国内を対象に遠隔授業を開始しました。

彼の生徒は、アメリカ国内のみならず、イギリス、ベルギー、オランダ、西ドイツ、南アフリカにまたがっているそうです。

2007年、日本人を対象に「お付き合い(Relationships)」のテーマで遠隔コースをお願いしました。

※欧米ではインド占星術(Hindu Astrology)はヴェーダ占星術(Vedic Astrology)と呼ばれています。

ヴィシュヌ・バスカー

インドの高級官僚出身のインド占星術家。Sh.K.N.ラオの占星術学校バーラティーヤ・ヴィッディヤー・バワンでは常に首席でした。修了されるときも首席で、ゴールドメダルを受賞しています。

現在、IIVA (International Institution of Vedic Astrology)とAstro Sciencesというホームページを運営しているようです。

2003年に東京でサマー・セミナーを開いた折り、インド大使館での講演とセミナーで私は翻訳・通訳の手伝わせて頂きましたが、「自分は生まれながらの教師だ」と豪語するだけあって、授業での熱の入れようは半端ではありませんでした。

聖なる科学としてのインド占星術に対するバスカー氏の厳格な態度は、むかし映画で見た「チップス先生」とどことなく重なってしまうほどでした。

彼の占星術コースは、ベイシック、プロフェッショナルI、プロフェッショナルⅡ、プロフェッショナルⅢという具合にきっちりとカリキュラムが組まれていました。

受講生には、バスカー氏が作成した占星術資料(Vishun Bhaskar’s Prediction Sheets)が配布されましたが、これは占星術のノウハウを細大漏らさずきわめてコンパクトなかたちでまとめたもので、現在では二巻の書籍にまとめられ、『Advanced Techniques of Predictive Astrology — A Vedic Treatise in Modern Times』というタイトルでALPHA PUBLICATIONから販売されています。

この本は、バーラティーヤ・ヴィッディヤー・バワンで教わる広範かつ多岐にわたるディシプリンを、漏れ・だぶりなく、要領よくエッセンスだけをとりだして表形式に凝縮したものです。同校を修了した私にはたいへん役立つ資料ですが、それ以外の人とってでれだけ役立つかは疑問です。